2025年12月12日、ビジネスサポート部の部門活動報告会が開催され、以下4件の報告が行われました。
・K市郵送センターにおける振り仮名対応の取り組み
・第2センターで発生した障害への対策報告
・BS生成AIチームの活動紹介
・特別企画:BS部における原価計算について
振り仮名対応では、戸籍に氏名の読み仮名を記載する法改正に伴う業務についての取り組みが紹介されました。
自治体や国からの情報が不十分な中での対応や、作業要員の不足といった課題が共有されました。
これに対し社長からは、現場レベルでも課題解決に向けた行動が求められるとのコメントがありました。
障害対策の報告では、今年2月に発生した第2センターのトラブルの経緯と是正措置が詳しく述べられました。
原因は複数の要因が重なったことに加え、管理者が実作業に追われたことで全体の進捗管理が不十分だった点などが挙げられました。来年に向けては、十分な準備に加え、コミュニケーションや体制整備の重要性、その他の対策が課題として示されました。
生成AIチームからは、業務へのAI活用の取り組みが紹介されました。
勤務表の作成やツール開発など、実際の活用事例やプロンプトの工夫が提示され、現時点では「AIが時間を生み出す一方で、使いこなすための時間も必要」といった発展途上の状況が語られました。
今後は、ナレッジの整理やワークフロー化、チーム外との連携を通じて、さらなる活用の定着と展開を目指していく方針です。
特別企画として行われた原価計算の報告では、単価設定や損益の考え方、工数比率などについての説明が行われ、参加者との活発な意見交換が行われました。明確な結論には至らなかったものの、今後の課題として意識を共有する機会となりました。
最後に社長からは、BS部が今後さらに多様な業務に対応していく中で、AIの取り組みは他部門にも参考になるものであり、全員で変化に向き合っていく必要があるとのメッセージが送られました。