安全で安心できる社会を目指して。

　奈良県では、国保県単位化にあわせて、県が中心となって、市町村の国保事務の共同化等を
推進して、市町村が行なっている事務の効率化・コスト削減、標準化等につなげるとともに、
県域で実施することにより効果・効率的となる医療費適正化の取組等を推進することとなりました。
取組を推進する組織体制として、平成３０年４月、奈良県国民健康保険団体連合会内に奈良県独自の
「国保事務支援センター」が設置されました。
そして、医療費分析を効果的・効率的に行うため、専用システム（パッケージシステム）の導入を
検討しました。

　市町村ごとに実施していた以下の事業が、県域で統一して実施することができ、事務の軽減が実現できました。
　　・特定健診、特定保健指導の受診率向上
　　・糖尿病性腎症重症化予防プログラム
　　・重複多剤併用禁忌投薬対策等




また、これまで多くの市町村が行なえていなかったレセプトデータ活用による 医療費分析を
国保事務支援センターで取組むことができ、市町村事務の拡大に つながりました。



　当システムを市町村にも展開すれば、市町村独自でレセプトデータ活用を行なうことも可能となります。