事例紹介

京都府八幡市 健康部国保医療課様

保健指導や保健事業と介護予防の一体的実施事業をシステムで支援

導入商品
【健康家族21】健康管理システム

課題と背景

八幡市では、平成19年度に特定健康診査等実施計画を策定しました。その分析結果から高血圧症及び糖尿病の罹患者数が多く、生活習慣病に起因する心疾患、脳血管疾患の医療費が高いことが判明し、重症化予防を推し進める必要があることがわかりました。

このことから、平成20年度から始まった医療保険者による特定健康診査及び特定保健指導の情報管理のために「健康家族21 健康管理システム」と「マルチマーカー」を導入し、市民の生活習慣病予防のため、特定健康診査と特定保健指導に取り組みはじめました。

導入効果と今後の展望

令和元年にシステムを更改し、これまで個別に動作していた成人保健事業と母子保健事業とマルチマーカーの機能である健診データ分析が1つのシステムとして動作するようになりました。

新しいシステムでは、事業に関係なく個人、世帯の情報が一目で確認でき、概要情報から個々の詳細情報への切り替えも簡単にできます。保健指導対象者や重症化予防事業の対象者の抽出なども今まで以上にスムーズに行えるようになりました。特に構造図や個人の経年表などの帳票は、種類が豊富で保健指導において活用しています。 また、国保、後期高齢の保険種別に関係なく個人の健康状態を継続して管理、分析することができることから、高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施でも利用しています。

これからも対象者にあった質の高い保健指導が提供できるようシステムを活かしていきたいと考えています。

お客様プロフィール

京都府八幡市 健康部国保医療課様

所在地 京都府八幡市八幡園内75
ホームページ https://www.city.yawata.kyoto.jp/