安全で安心できる社会を目指して。

　戸籍の電算化に伴い、平成16年度よりアトラス情報サービス株式会社から提供を受ける戸籍総合システムを利用を開始しました。
さらに平成30年度より宮津市・伊根町・与謝野町の３市町で共同利用を開始しました。

各市町では、それぞれ財政難という課題を抱えているため、機器やソフトの共同化を図ることで、費用が按分され、導入時にかかるコストの削減が実現できました。

　共同利用の開始に合わせて、更にセキュリティの向上をはかるため、システム起動・ログインに指静脈認証を使用することにしました。
　これによりシステムが起動できる職員を限定することが出来るようになり、更に一定時間操作しないまま経過すると、再度認証が必要になるためセキュリティ面での信頼性がさらに高まりました。

　当システムで利用している電子辞典「五萬悦」は、各漢和辞典掲載の文字が網羅されています。実例として、他団体で利用している戸籍システムでは使用できない文字（誤字扱い）として問合せを受けたことがありましたが、当システムの電子辞典では漢和辞典に掲載されている文字であることが確認できたため、誤字扱いは、誤りであることが判明しました。
この電子辞典は、とても広い範囲をサポートしていることと、それぞれ文字の出展元がきちんと掲載されているため、信頼性が高いシステムだと感じています。

　また、届書の入力方法が不明な場合や不安な場合、その都度ヘルプデスクに問い合わせをしています。オペレータの対応は、常に親切・丁寧な対応で、操作手順だけではなく、法的な根拠等も含め、わかりやすくご指導下さるため、大変心強く感じています。

　引き続き、信頼のおけるこのシステムにより、迅速かつ正確な届書入力を行い、証明書発行等の事務をスムーズに行うことで、住民サービスの向上を図っていきたいと思っています。