保健・福祉・介護・医療情報ソリューションサービス

「地域包括ケア」の実現・充実のために


 地域包括ケアは、地域住民が住み慣れた地域で安心して尊厳のあるその人らしい生活を継続することができるように、介護保険制度による公的サービスのみならず、その他のフォーマルやインフォーマルな多様な社会資源を本人が活用できるように、包括的および継続的に支援することです。

そして、地域包括ケアの中心は「地域包括支援センター」であり、相談業務から地域ケア会議、また介護予防支援などの従来の業務に加え、今後多くの関係機関の仲介役としてさらに重要な役割が求められます。
地域包括ケア支援システム「Smile Compass® – スマイルコンパス」は、地域住民や関係機関から包括支援センターに寄せられる様々な情報を集積・分析し、地域課題の整理や地域資源の発掘を継続的に支援することで、自主性・主体性の高い「まちづくり」に貢献します。

※引用文献「地域包括支援センター運営マニュアル」
※Smile Compassは、アトラス情報サービス株式会社の登録商標です。

システムの構成

 地域包括支援センター業務
総合相談からケアプラン作成業務を中心に地域包括支援センターに関する業務全般をサポート。
また、作業の効率化を支援する機能([業務サポート]機能)を提供します。


     他システムとの連携
住民サービス向上のため、市区町村で管理されている様々な情報との連携が可能です。
また、市区町村以外の関連機関との情報連携も可能です。

特徴的な機能

 総合相談

充実した入力項目
相談情報では、カスタマイズできる選択式入力が充実しています。
さらに、入力項目を利用した効果的な検索・集計が行えます。

入力しやすく見やすい設計
情報量・記載量が多くなりがちな相談情報は、入力しやすく見やすい設計となっています。相談内容が長文になっても画面をスムーズにスクロールできるため、全体の視認性が高く読みやすい画面です。
また入力においては定型文引用や入力文字数表示などのサポート機能があります。

総合相談~プラン利用まで、一体的な情報管理
総合相談やプラン利用の情報を一体的に管理する仕組みにより、迅速で正確に利用者一人ひとりの状況把握が可能になります。

地域ケア会議との連携
膨大な相談記録の中から地域課題を見つけ出すには、多くの時間と労力が必要です。SmileCompass®では、個々の相談情報に「地域ケア会議」を見据えた選択入力項目を配置しており、「地域ケア会議」との効果的な連動が可能です。

虐待や認知症への迅速・確実な対応
虐待の疑いや認知症の可能性がある相談ケースでは、相談の記録作成と同時に虐待相談・認知症相談専用の相談記録(受付票)を作成することができ、より迅速で確実な対応へとつながります。

 地域ケア会議

会議体をデザイン
効果的な会議の運用には「会議体のデザイン(定義)」が必要です。
SmileCompass®では会議の種類・目的・開催頻度・出席者・目標といった「会議体」を管理することで、効率的に会議記録を管理できます。
また、会議体を管理することにより「個別ケース会議」や「認知症初期集中支援チーム会議」、「地域課題検討会」などのそれぞれの活動を集計し数値化でき、業務報告などにも活用できます。

会議の計画段階からサポート
地域ケア会議機能は、過去の会議の記録としてだけではなく、会議予定としても機能します。会議資料をファイルとして登録することもでき、会議の告知や資料の事前回覧にも活用できます。

成功体験・残課題の整理で「見える化」
SmileCompass®では会議の記録を共有することができます。さらに会議議事録を作成する以外に、「成功体験」や「残課題」を整理して記録することができます。会議によって得られたプラスの効果である「成功体験」が共有されることは、より効果的な会議運営につながることが期待できます。

 ケアマネジメント

見やすくわかりやすい画面設計
複雑な構成の利用票・提供票、支援計画やサービス評価の入力画面は「帳票」をイメージしやすい画面構成で、初めての方でも迷わないデザインです。

介護予防支援と総合事業を一体的に管理
総合事業で「原則的な」マネジメントや「初回のみの」マネジメントなどが混在する複雑な運用においても、一度の処理で利用者全員分のプラン料を自動的に作成することができます。
また、介護予防支援と総合事業のプラン料請求を一体的に管理することで、漏れや重複などの処理ミスを防止できます。

作業状況全体を俯瞰的に把握
ケアマネジメント業務全体を俯瞰的に確認し、申請や給付管理・プラン料請求の作業漏れをチェックすることができます。

他社製品で作成された「給付管理」「請求明細」の取込み
一部委託の利用者分の給付管理票やプラン料請求の情報を、委託先の居宅介護支援事業所が使用されているアプリケーションで作成されたデータから取込むことができます。これにより包括支援センターでの入力作業を軽減することができます。

インフォーマルサービスへの対応
介護保険・総合事業以外の任意の取り組みについても個人別に利用実績を管理できます。

 業務サポート

メッセージ機能
市町村 <---> センター、またはセンター間でメッセージの交換(添付ファイル可)ができます。

職員カレンダー
担当者個別のスケジュール、および共通の行事等を管理でき、カレンダーに表示することができます。

高齢者虐待対応(オプション)
虐待対応の受付から「終結」までの高齢者虐待対応プロセスを管理することができます。

認知症初期対応(オプション)
認知症初期対応における対応フローに基づいた業務管理が可能です。

介護予防事業管理(オプション)
通いの場等の実績を管理することで、事業評価にご活用いただけます。

運用イメージ

 見るべき人が『簡単に見える・使える』情報管理で業務効率化!

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